
K.tatsuo
菊池達郎
Be Coaching 株式会社 代表取締役
1987年9月 東京生まれ
3.11で「生きたい人生を生きよう」と決心し、神奈川・湘南に移住。
その後、沖縄・南城市に移住し、築70年の伝統的な沖縄の古民家を再生。
妻と3人の子どもと暮らす。
名前の「達郎(たつお)」を「たつろう」と呼ばれることが多いが、本人は気にしていない。
教育実習中、女子ソフトボール部でメンタルコーチを担当。
練習開始は定刻の1時間後、部員の仲は悪く、夢や目標もやる気もない絶望的なチーム状況にショックを受けるが、上級生が時折見せた「本当はもっと上手くなりたい、勝ちたい」と訴える姿に心を打たれ、絶対にチームを強くすると決意する。
練習後、グラウンドに自然と集まった三年生と円になり座った。
「本当はどうなりたいの?」
その問いにキャプテンから本音が溢れ出た。
「本当は負けたくない、都大会に出たい」
「指導してくれている顧問の先生のためにも勝ちたい」
そこから堰を切ったように部員たちから想いが溢れ出すが、同時に不安もあった。
「後輩たちの本音を聴くのがこわい」
「後輩たちがついて来てくれるか不安」
「今から練習しても、大会に間に合わないかも」
不安のまま行動せず引退するか、それとも残された時間で夢を目指すか。
三年生たちの想いは後輩にも届き、決意の涙とともに夢を固めた。
自然と朝練が始まり、定刻前から走って準備し、時間いっぱい汗を流した。
互いに本音を伝え合い、鼓舞し合いながら急速に実力をつけ、日常生活も一変。
普段は愚痴ばかりの食事会で、部外の先生方から「彼女たちはここ最近、本当にガラリと変わりましたね。目標に向かっている気持ちが伝わって来て応援したくなります」と言われ、夢を目指す姿は人の気持ちも動かすのだと、嬉し涙で実感した。
いよいよ始まった地区大会を勝ち抜き、つい数週間前まで教員さえも信じていなかった都大会出場を実現。
初戦に優勝候補と激突し華々しく散るも、卒業後もソフトボールを続け全国優勝、大手フィットネス業界で優秀なトレーナーとして受賞などOGの活躍は目覚ましく、チームも常に都大会を狙う強豪校に成長。
初対面では死んだような目だった彼女たちの充実した笑顔を見て、このまま学生を応援しようと思った矢先、彼女たちが言った。
「私、大人になって社会に出るのが嫌です。
つまらなそうだし、マイナスイメージしかありません。
だから菊池さんみたいに楽しそうに働く大人になりたいです」
その言葉で実感する。
『子どもたちは本来、夢や憧れや可能性を持っている。
だからこそモデルになる大人との出会いが必要だ』
本当にコーチングが必要なのは、大人だと気づき独立。
子どもたちがより豊かで幸せに生きられるよう、大人がwell-beingに生きられる独自の『QOLコーチング』メソッドを開発。
資格認定講座や企業・学校などでの研修を精力的に行なっている。
著書
元・偏差値36のプロコーチが教える成功とメンターの本当の話
「あなたの悩みはすべてメンターの仕業だった!」

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