from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「文章を書くときも、商品を作り出すときも、
よく”まずは理想のお客様を絞りましょう”
って言いますけど、どうやったら絞れますか?」
というご質問をいただきました。
ありがとうございます^^b
おっしゃる通りで、
・文章を書くときには「誰に向けて書くか」
・商品を作るときには「誰に向けて作るか」
というふうに、
“不特定多数のみんな”ではなく
“特定の具体的な誰か”に絞り込むのが基本です。
あまり「絞り込む」という経験がないと、
「え?絞るよりも、広げる方がお客様が増えるんじゃない?」
と思うかもしれませんね。
僕も昔、そうでした。
ビジネスマン、学生、主婦、経営者・・・
誰でも良いです!コーチング受けてください!
・・・と、声高らかに言っておりました(照)
でも、結果的には誰も来ないわけです(泣)
考えてみれば、当たり前です。
あなたがコーヒーを飲みたいとき、
・コーヒー専門店の自家製コーヒー(350円)と
・ファミレスのコーヒー(350円)
目の前に2つの選択肢があったら、どちらを選びますか?
・・・・
ですよね?
これを応用すると、例えば・・・
「サラリーマンの男性向け雑誌」よりも
『50代管理職の男性向け雑誌』の方が、より引きが強くなりますよね?
そう。
一見、読み手や買い手を絞り込むことは、
購入者数を減らすようにも思えるかもしれませんが・・・
ビリヤードのブレイクショットと同じで、
特定の一つにクリーンヒットさせることが出来れば
結果的にその周囲に波及していくものなのです。
でも、じゃあどうやって特定の誰かに絞り込むのか?
超簡単です。
これを考えれば、誰でも必ず
ターゲティング(理想のお客様の明確化)が出来ます。
その方法は・・・
「その文章を書こうと思ったキッカケは何?」
「その商品を売ろうと思ったキッカケは何?」
・・・と、よく考えてみてください。
例えば・・・
僕の知人に、
岡村陽賀(おかむら はるか)さんという方がいらっしゃいます。
陽賀さんは20代前半の頃に、
同世代の友だちと一緒にいながらも、
「(試供品を配られて)お母さんもどうぞ^^」とか
「(肌年齢を調べて)肌年齢・・・40代ですね・・・」と
女性としての誇りを失うような言葉を、散々浴びせられたそうです。
僕は中学生のときにニキビ少年だったので
なんとなく気持ちが分かる気がするんですが、
しばらく人と会いたくなくなるほどのショックですよね・・・。
で、そんな経験をしたもんだから、
20代の頃から、百貨店などに売っている高級化粧品に
お給料のほとんどをつぎ込むようになったそうです。
が、しかし・・・
肌の調子は一向に良くなることがなく、
ものすごいコンプレックスを抱えながら生きていたんですって。
でね、そんな陽賀さん。
実は勤めていたのが、化粧品を作る会社。
だから、化粧品の裏側の、
表には出てこない色んな事情をご存知なんですよ〜。
そんなご縁が合いまって、最終的にはご自身で
本当に肌にいい化粧品を作ってしまったんです。
そのおかげで、肌年齢40代と言われた20代の頃から
肌は痛み続けることなく、現在は年相応の肌年齢になっているそう♫
(実際、いつ会ってもほぼスッピンです^^;)
そんな陽賀さんだからこそ、
長年さまざまなケア方法や化粧品を試しても
なかなか肌の状態が良くならないとお悩みの
40歳以上の女性に向けて、正しいスキンケアの方法や化粧品を提供しています。
化粧品会社の裏事情も全て分かった上での
かなりマニアックな情報を元にしてますから、
これは喜ばれますよね〜
そして、ピチピチのおばあちゃんを
たくさん増やしたいんですって^^素敵ですよね。
とか言いながら、いつも陽賀さんは、こう言うんです。
「最終的には、化粧品なんていらなくなるんですよ〜。
だから、私の化粧品も最終的には売れなくなるんです〜(笑)」
本当に良い化粧品を売っているからこそのジレンマですね(笑)
こんなふうに、ご自身の体験・経験があったからこそ
「こういう人に、こうなってもらいたい!」
という想いが出てくるわけです。
で、その「想い」が「理想のお客様」の明確化に直結するわけですね。
ご理解いただけますか?
だからこそ、あなたが
「その文章を書こうと思ったキッカケは何?」
「その商品を売ろうと思ったキッカケは何?」
と考えることが、とても有効なんです^^b
大切なことですから、よく考えてください。
あなたのキッカケは
どんな出来事でしたか?
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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