from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「あがり、ください!」
学生時代、実家(寿司屋)の手伝いをしていた頃に
お客さんからよく言われた言葉です。
その日は、若いカップルが、たぶん記念日か何かなのかな?
お出かけの帰りみたいな感じで、いらしてくれたんです。
寿司屋のカウンターって、たぶん、一般的には緊張するじゃないですか?
初見の方だったんで、やっぱりちょっと固いわけですよ。
若いし(30代前半くらい。二人ともお勤めっぽい感じ)。
しかも親方が、コワモテ。
↑その昔、銭湯にいくとアッチ系の若い衆(笑)が、
よく背中を流してくれたそうです(笑)
そりゃ〜仕方ないっす。
でも彼氏、きっと頑張って、
彼女を喜ばせようとして来てくださったんですよね。
やさしいな〜
そんな時にこんな無愛想な寿司屋ですみまs
で、
とりあえずお茶を頼もうとしたんでしょうね。
「あがり、ください!」
そこで彼が、こう発したわけなんですが・・・
「あがり」って、何のことだかご存じですよね?
そう、お茶のことです。
でも、ただのお茶のことを指すわけではありません。
最後に頼むお茶のことです。
しかも
店側が使う言葉であって、
お客さんが使う言葉じゃありません。
お客さんは「お茶」でいいんです。
ただ「お茶ください」で。
そ・れ・を
お店に来て、開口一番
「あがり、ください!」
は、やっぱりおかしいわけです。
「もう帰るんかい!」っつって。←一人ツッコミ
でも、お店側としては、間違う方なんて日常茶飯事だし
そんなこと別に、僕もどうだって良いので指摘なんてしません。
でもやっぱり修行不足の僕は、心の中で
「あ〜間違ってるな〜。きっとお寿司屋さんでは、
お茶のことを、あがりって言うんだって、覚えてきたんだろうな〜」
と思いながらお茶を出しちゃうわけです。
「お待たせしました。お茶です。」って言って。
↑思い返してみると、ものすごい性格悪いですね(笑)
でも、
でもですよ!
そんなこと言っても、僕だって
フレンチの作法とか、イタリアンの作法とか、知らんわけですよ。
イタリアンに行ったら、僕はひたすらパンを食べるんですが
店員さんからは絶対「あいつパン食い過ぎだろ」って思われてるはずなんです(笑)
↑これはべつにいいか(笑)
専門的なことは、専門家が一番よく知ってるんですよね。
もちろん、今ではGoogle先生とか、本屋さんが
ある程度、何でも教えてくれるようになっていますが
やっぱり、
専門的なことだったりとか、
自分が知りたいピンポイントのことなんてのは
お金を支払って専門家に教えてもらうのが早いし、間違いないわけです。
だから「専門家」が必要なんですけど
じゃあ、
「自分が一体、何の専門家なのか分からない」
と思った時には、まず
人が、自分にお金を支払ってまで
「教えて欲しい」と言ってくれることは何だろう?
・・・と考えてみることです。
博学な方は、もちろん色々と知ってるかと思いますが
お金が発生しそうなものと、そうでないものと、当然あるわけですよね。
かつ、
「その専門に、お金を出してくれる人と、そうでない人」もいるわけです。
そうやって一つ一つを細かく考えていくと、
あなたが「誰のために、何をしてあげる人なのか」が、少しずつ分かってきます^^
自分で自分を見てみるだけだと、当たり前すぎて、よくわかりません。
人に教えてもらうことが、助けになるはずです^^
「ねえ、焼肉おごって欲しいんだけど、
その代わりに僕からしてもらいたいことない?」
・・・って感じで(笑)
あなたの専門は何でしょう?
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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