from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「口コミが最強のマーケティング」
とはよく言ったものですが(え?僕が勝手に言ってるだけですか?)、
口コミは、大きく売れるキッカケの中でも、とても重要な出来事ですよね。
でも実は、思ってるよりもはるかに、口コミを起こすのって、難しくないですか?
ちなみにここで話している口コミというのは、
「(直接の利害関係がある)知ってる人やモノを、他の人に広める」ものとは違います。
例えば、
「僕の友人が面白いセミナーをやりまーす!オススメでーす!」
というのは、「宣伝」とか「紹介」に近いので、口コミとはちょっと違います。
その一方、口コミというのは(僕の中での定義にすぎませんが・・・)
「(直接の利害関係がない)人やモノを、他の人に広める」ことだと思っています。
例えば、
「今日たまたま買ったプリン、めっちゃ美味かったー!」とか言って
facebookにプリンの写真とコメントを載せたりするのは、口コミですね。
・・・まあ、何が口コミで、何が口コミじゃないか、なんて定義は
正直どうでもいいですけど(笑)
ほら、たまにさ、定義を明確にしたい人って、いるじゃないですか?(笑)
なので、ファンサービスみたいなものです(?)
で、ですね・・・
どうしたら口コミが起こるのか、というと・・・
突然ですが、僕は「シャツ」が好きです。
特に↓こういう、シンプルで厚手のオックスフォードのシャツがね。
特に好きなのは、画像にも書いてありますが
「INDIVIDUALIZED SHITRS(インディビジュアライズドシャツ)」というメーカー。
1着2.5万円前後するので、庶民派の僕には決して安いとは言えませんが・・・
それでも欲しくて、隙あらば買ってしまいそうになる、大好きなシャツです。
(全国36万人のブログファンの皆さん、もし僕にシャツをプレゼントして
くださるなら、サイズは「15」 or 「15ハーフ」で、白をお願いします(笑))
それともう一つ、
好きでよく買っているシャツのメーカーに、
「メーカーズシャツ鎌倉」というところがあります。
その名の通り、発祥の地・鎌倉から、
「上質なシャツを低価格で提供する」という理念のもと、
今では日本全国を飛び越え、ニューヨークまで進出しています。
僕この「メーカーズシャツ鎌倉」さんも大好きで、
同じ湘南住民としての贔屓を一旦置いておくにしても、個人的にはあの
「ブルックスブラザーズ」さんのシャツにも、引けをとらない質だと思ってます。
それなのに、価格は1万円しない・・・
っていうか、6千円でお釣りがくることもあります(汗)
僕が同業者だったら、確実にイヤガラセしてますね(笑)
こんな値段で、ハイクオリティーのシャツなんて作られたらキツイですもん。
なんか、シャツの紹介記事みたいになってますね(笑)
違うんです。
僕は「メーカーズシャツ鎌倉」さんのシャツが大好きなんですが
たった一つだけ、欠点というか、どうしても譲れない点がありまして、
それが「ガントレットボタン」という箇所なんです。
※「ガントレットボタン」っていうのは、
シャツの袖についてる「手首ではない方のボタン」のことです。
通常はこのガントレットボタンは「当たり前」に付いているんですが、
なぜか、鎌倉さんのオックスフォードには、付いていなかったんですね〜。
僕にとっては、それがもう何ともストレスで。
僕は服をふくめて、割と「実用性」を重視するタイプの人間でして
ガントレットボタンがないと、(僕好みの)腕まくりが、しにくいんですよ。
なんかこう、なんていうか・・・
ワサ〜っていうか、ファサ〜っていうか、
もうとにかく、良い感じに腕まくりができない(笑)
だからね、
お直し屋さんに「ボタン付けて〜な〜」って持ってくと、
1着につき、なんと2,500円もかかるって言うんですよ!(驚)
高っ!
1着くらいならまだしも、僕は鎌倉さんのシャツを何着も持っているので
ボタン付けるだけで万単位のお金が動くことになってしまいます(滝汗)
そら、あかんわ。
っちゅうわけで、しばらく我慢しながら着続けてたんですが・・・
この前ね、ふと時間ができたときに、やっとメーカーさんに連絡したんです。
メールで、「ガントレットボタンを付けてくれませんかー?」って。
もちろん、有料覚悟ですよ。
覚悟っていうか、当たり前のように有料だろうって。
そしたら何と(ある理由があって)無料でやってくれると!
僕は、それだけで感激したわけです。
だって僕は、元々ガントレットボタンが付いてないことを分かって買ってて
それなのに「ガントレットボタンがないと嫌だ」とか言ってる客なわけです(笑)
ちょっと、うざいですよね(笑)
でも、無料で付けてくれると。
そこですかさず、郵送したわけです。
シャツを簡単に畳んで、袋に詰めて、コンビニでファーって。
そこから約1週間後、シャツ達が帰ってきましたよ。
ちゃ〜んと、ガントレットボタンが付けられて。
これだけでも僕は最高に嬉しかったんですが、
「メーカーズシャツ鎌倉」さん、やはり並の企業ではありませんでした。
僕が郵送したときの、簡易的な包装はどこへやら。
オンラインショップで買い物をした時のような、
しっかりとした公式のダンボールの箱で送られてきて、しかもシャツ達は、
全てクリーニングされていて!(驚)
しかも
薄紙を挟んでキチンと畳まれ、ビニール袋までかけられて、
新品と同じような状態で来たんです!(驚)
これには、企業としての器を感じましたね。
なんか、簡易的に送ってしまった自分が恥ずかしくなりました(笑)
*
口コミが起こる時というは、多くの場合
「期待していたよりも、はるかに良かった場合」か、
「期待していたよりも、はるかに悪かった場合」です。
5だろうな、と思っていたところに10のものが来たら、
あるいは、5だろうな、と思っていたところに1のものが来たら、
人はそのギャップを感じた体験を「人に伝える」ことで発散しようとします。
今回の「メーカーズシャツ鎌倉」さんの場合は、
明らかに「期待していたよりも、はるかに良かった場合」です。
案の定、僕はこのブログに、これだけの文字数を使って書いてるわけです(笑)
僕には何の利害もないのに。
(あ、もし関係者さんが見てくださっていたら、商品券をください(笑))
と、いうことは・・・
あなたのコンテンツの口コミを生み出したいと思った時に
まず意識すべきことは「お客様の期待をはるかに越えること」です。
当たり前ですが、「まあ、こんなもんだろう」という姿勢では、
期待相応のコンテンツに対して、口コミが生まれることはないでしょう。
だからこそ僕たち起業家にとって、
「どうやってお客様の期待をはるかに越えらえれるか?」
という問いを持ち続けることは、とても価値があることでしょうね^^
あなたなら、
あなたのお客様の期待を
どうやって越えていきますか?
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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