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コピーライティング・アイディア

気軽に手っ取り早くコピーライティングが上手くなる方法はコレです

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from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス

こんにちは、菊池です。

 

 

「10,000時間の法則」

 

その言葉通り、何か一つの事でプロと呼ばれるには

時間をかけて修練していくことが必要だと言われています。

 

ごもっともだなあ、と思います。

 

ただ、厳密に「10,000時間を越えなければいけない」

というルールはありませんし、10,000時間やった人と、

9,000時間だけの人で、時間数が多い方がすごいかと言われれば

まあ、決してそんなことはないかと思います。

 

個人差も含め「最低限これくらいかかる」という時間数はありそうですが、

どれだけ効果的に時間を費やすかが、特にコピーライティングに関しては

大きな差を生み出しそうだと考えています。

 

……というわけで、

 

プロのセールスコピーライターを目指している方ではなく、

何かしらのお仕事をされていて、その業務の一環として、

コピースキルが必要という方のために、効果的に腕を磨いていただける

気軽で手っ取り早い方法をいくつかご紹介させてください^^

 

 

コピーを「極める」必要は、全くない

 

これまで1,000人以上にコピーライティングの指導をしましたが、

コピーを真剣に学ぼうなんて思うのは、とにかく真面目な方が多いです!

 

「セールスコピーライティングを学ばなきゃ!」なんて発想になる時点で

ビジネスへの感度は明らかに人並み以上ですし、なんか分かる気がしますが……。

 

 

とても素晴らしいことですし、もちろん僕も真面目にやってるわけですが

べつにセールスコピーライターを生業にしないなら、極める必要は全くないです。

 

だから、リラックスして学ぶくらいが、ちょうどいいと思います。

 

 

そういう理由で、

例えば「毎日3時間はこれを練習してください!」とか

明らかに続かないであろう方法は今回はご紹介しません。

 

お仕事の合間や、休憩時間、ちょっとした瞬間にできることで

気がついたらライティングが上手くなっている……そんな方法をご紹介しますね。

 

※スパルタで上手くなりたい方は、このブログの別の記事をご覧ください。

 基本的に菊池はスパルタ体質ですので、喜んでいただけるかと(笑)

 

 

いきなり書こうとするから、書けない

 

ライティングの腕を磨くと考えると、やっぱりまずは

「書いて練習する」というイメージがあるかもしれません。

 

でも、書けませんよね。

だから、最初はいきなり書かなくていいんですよ。

 

まずは、書かずに「読む」練習をしましょう。

 

 

例えば、SNSや、ブログ、ウェブのセールスページなど

あなたが「この人の文章、好きだな〜。なんとなく惹かれるな〜」と

感じる人の文章を、意識的に読むようにしてください。

 

それがセールスコピーライターだったり、

ライティングを学んでいる方であれば、なお良いと思います。

 

※まれに、勉強していなくても天才的に上手い人もいますので

 もちろん必ずしもライターの方である必要はありません。

 

 

また、一般の人や、一部のライターさんの中には

「ポエム」っぽい文章を書く人がいますが、優劣ではなく、

あまりセールスコピーライティングには向いていない文章です。

 

ハッキリ言えば、あまり参考にはしなくても良さそうです^^;

 

例)「公園で、ふと風とすれ違った。心地よい自然に感謝。」

みたいなポエマー体質の方です。(くれぐれも優劣ではありません!)

 

 

具体的に、何を意識して読めばいいのか?

 

それは、まずは「内容(本文)」と「順番(構成)」です。

平たくいえば、何が、どんな順番で書かれてあるか、を読みます。

 

まずは文章の冒頭が肝心

 

知識的にも技術的にも、文章の書き方を分かっている方は

「文章の始め」が肝心だと、よ〜〜く心得ていらっしゃいます。

 

その理由は、

そもそも文章には「読まれない」という前提があることを

学習的か感覚的に、ご存知だからです。

 

例えばfacebookなら、下記の画像のように

文章の冒頭に続いて「もっと見る」というボタンがありますね。

fb投稿見本

文章の始めを読んで、もっと読みたいと思えばこのボタンをクリックして続きを読むわけですが、冒頭で興味を引けなければ、当然、クリックしてもらえませんよね。

(ちなみに菊池は、FBの投稿はテキトーです^^; この画像は、たまたまですので、あしからず……笑)

 

だからまず、文章の冒頭で、どのような読み手の興味を引く言葉を使っているかを見ましょう。

 

読むのは、内容そのものではない

 

冒頭で思わず引き込まれた、文章を読み始めてしまった。

そういう体験があったら、どんな文章に惹かれたか覚えておくと良いです。

 

セリフっぽいことが書いてあったのか、何か意外な情報だったのか、あるいは直球でグサリと来る言葉だったのか……種類は様々だと思います。

 

で、続きを読むわけですが……

 

どんなに素晴らしい文章を読んだとしても、その内容をコピペしてそっくりそのまま、あなたが投稿するわけにはいきませんよね。

ですので、書いてある「内容そのもの」ではなく、「何について書いてあるのか」を意識しながら読みましょう。

 

例えば、下記のような文章があるとします。

 

 

「どうせお前にはムリだ!」

 

そうやって僕は、

小さい頃から罵声を浴びせられて育ってきました。

 

ヒドい話に聴こえるかもしれませんが、ムリもありません。

 

僕は、普通の人が1回でできる簡単なことを、

20回くらい練習しないとできない、物覚えの悪い子どもだったからです。

 

そんな僕でも、これなら出来ると確信して、挑戦したことがあります。

それが、XXXXです。

 

XXXXは、何かを覚える必要がなく、XXXXするだけで、XXXXできるのです。

そして案の定、この僕でも、最初の一回で簡単にできてしまったのです!

 

読んでしまえば普通の文章なんですが、この文章には「何」が書いてあるのでしょうか?

 

冒頭の3行は、読み手を引きつけるための「キャッチ」ですね。

「え!?何があったの?」なんて思ってもらえるかもしれません。

 

次の1行では「意外性」のある言葉を使っています。

「え!?それはどうして?」と思ってもらえたらラッキーですね。

 

次の3行では、自分は物覚えが悪いという「証拠」を示すと同時に、次に続く文章への「ギャップ」を生み出す役割を担ってくれています。

 

次の2行では、ようやくこの文章を通じて「紹介したいもの」が出てきて「え?それは何?どういうものなの?」という興味を集めます。

 

そして最後の2行では、事前に書いておいた「物覚えが悪い」というギャップを利用して、そういう人でも簡単にできるという「良さ」を書いていますね。

 

厳密にはもう少し解説できるのかもしれませんが、ザッと読んだだけでも、これだけの「狙い」が、文章にはあるわけです。

 

なので、内容そのものではなく「何について書いているのか」を意識して読み解こうとするだけで、文章にどんなパーツが必要なのかが分かります。

 

順番(構成)が大事

 

上記の文章で集めたパーツは

「キャッチ、証拠、ギャップ、紹介したいもの、良さ」などですよね。

 

このパーツをそのままの順番で、あなたの商品に応用するだけでちょっと考えれば、1つ文章が作れてしまうのではありませんか?

 

でも、一つ注意が必要です。

 

文章は「書いてある内容」はもちろんですが、その内容が「書いてある順番」がとても重要です。

 

例えば、文章の冒頭でいきなり「紹介したいもの」を書いたとしたら?

 

「なんだ、売り込みか」と思われて、もしかしたら続きを読んでもらえないかもしれませんよね。

 

何が、どんな順番で書いてあるのか?

 

優秀なウェブマーケッターや、セールスコピーライターはみんな「わかって」書いてるので、そういう人たちが書いた文章は参考になるはずです。

 

 

どれだけ質の良い文章を多く読むか。

 

つまり、書く練習をするよりも、良質な文章や

あなたが参考にしたいと思う人が書いた人の文章を、上記のことを意識して読み込んだ方が、よっぽど良い学習になります。

 

優秀な人は、必ず何かしらの良いモデルや基準、参考体験を持っています。

 

だからこそ、あなたの中に良質な参考体験を増やすためにも、文章を意識しながらよく読み込んでみてください。

 

 

それから、文章をたくさん書いてるのに、なかなか上手くならない方も、おそらくこうした意識を持って、人様の文章を読めていないかと思います。

 

我流を貫こうとしたり、ただ闇雲に文章を書くのはやめた方がいいです。

 

何でもそうですが、全てのことには「型」があります。

基本は「守破離」なのです。

 

 

好きな人の文体や語り口を真似しながら文章を書くと、そのモデルの人の気持ちやエネルギーを感じられるかのように、まるで「憑依」したかのような不思議な感覚を感じられることもあります。

 

 

SNS、ブログ、メルマガ、ウェブ上のセールスコピー、本、、、

 

見本はたくさんあります。

あなたが、ほんの少しだけ、その気になれば良いのです。

 

 

試してみて、感想を聞かせてくださいね。

 

 

 

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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)

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