from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「セールスレターを書くときに、
意識するといいことって何ですか?」
というとてもザックリした質問をいただきました^^
ありがとうございます。
いや、いいんです。
ザックリしてても、答えには燃えますから(笑)
とはいえ、ザックリした質問には、
ザックリした回答を返さざるを得ないのですが・・・
その答えを何にするべきか考えていたら、
先日、こんなことがあったんです・・・
*
僕は結構、
面白い店員さんに出くわすことが多く
最初は、前にアパレルの販売員をやっていたこともあって
「細かいところ見すぎなんじゃない?」とか言われましたが・・・
いや違う。
明らかに面白い店員さんが多すぎる。
色んな経験を経て、僕はこういう結論に達しています。
でね、
先日、とあるアウトドア系のショップに
真冬用のブーツを物色しに行ったんですよ。
一応お目当のブーツは決めてあったんですが、
ふら〜っと見てても、なかなか見当たらない。
人気商品のハズなのに、ない。
いや、そんなハズはない・・・。
急いでいた僕は、すかさず、
入店直後から僕のことをずっと「カニ歩き」で
まとわり付いて来ていた黒縁メガネの店員さん(通称:こうじくん)に
「○○ってブーツ、どこにありますか?」
と質問。
すると、こうじくんは素早く
「あ、○○ですね!
逆にありますよ!こちらです!」
と・・・。
ふむ・・・
「逆に」の意味が解せぬ・・・
まあいいだろう、こうじくん。
僕を案内したまえ・・・。
スタスタスタ・・・
早足で案内されること、7秒。(はえーよ、こうじくん。)
ショップの一番奥に連れて行かれ、
お目当のブーツとご対面。しかも色や形の種類が豊富。
すると、すかさず、こうじくん。
「逆に普通のウォータープルーフ(防水)の物と、
逆にウールの物、それから逆にウォータープルーフの
ウールの物がありますが、逆にどちらがよろしいですか?」
ふむ、こうじくん・・・
あなた、もしや・・・
アレ、ですな・・・
「逆に」の人なんですな!
あの、何でもかんでも「逆に」をつけて喋る、
「逆に」「逆を使う」「逆の人」なんですな!
(書いていても意味不明です。すみません。)
ま、まあ、いいだろう、こうじくん。
僕は、普通のウォータープルーフのモノが欲しいよ。
「これ(普通のウォータープルーフ)
履きたいんですけど、26.5か27あります?」
「はい、すみません、逆にこちらは
26か27のご用意になってしまうんですが・・・」
「(はい、逆にね・・・)大丈夫です^^」
「ではお待ちください^^」
・・・(そこは「逆に」使わないのかよつ)
「お待たせしました^^」
「ありがとうございます^^
(試着して)・・・いいですね!
サイズもこれで大丈夫・・・ん?
これ、(ブーツの長さが)ロングと、
ショートの2タイプあるんですか?」
「あ、そうです。逆に。」
「ロングとショートって、
長さ以外は何が違うんですか?」
「あ、逆にロングの方は、ショートよりも
ソールが薄くてタウンユースしやすいです。
逆にショートの方は、ソールが厚めで、
逆に雪道とかでも問題なくいけます。」
(一回だけ「逆に」の使い方あってたのになあ・・・惜しい)
「(散々試着して)・・・大体わかりました^^
ありがとうございます。検討させてもらいますね!」
「はい、もう逆に、よろしくお願いします^^」
・・・
ええと、実は、会話の中でもっと書ききれないくらいに
「逆に」のオンパレードだった、こうじくん(推定33歳)。
もう書くのがめんどk書ききれないくらいの
「逆に」の連発で、僕の頭の中はまるで自動翻訳をしているような
何が逆でなくて、何が逆なのか、そして逆とは何なのか(哲学的)
という無限ループが始まってしまいそうだったので、
お目当のブーツを買わずにお店から逃亡したのでした・・・。
*
セールスレターを書くときに
意識するといいことはいくつもあります。
が、あえて今日何か一つを選ぶとしたら、
論理飛躍 or 論理破綻
は、してませんか?というところです。
これ、意外と大事で(当たり前ですが)。
大事なのに、結構やっちゃう。
例えば、
AはBになる
↓
BになるとCになる
↓
CはDを意味する
↓
だからAはDにつながる
という流れを、いきなり、
AはDである(?)
とか言ってしまったりするんです。
書き手の頭の中ではつながっていても、
読み手の頭の中では「??????」って感じですよね。
でもついつい、書いているとこの段階をすっ飛ばして
パッとみると詐欺的に意味不明な文章ができあがったりします。
「なんでAがDになるの?
具体的に順を追って説明して。」
文章を書いていて、何か変だと思ったときには必ず
そうやって自分に問いかけると、論理がきちんとつながりますよ^^v
「逆に」というのも一つの接続語なのかもしれませんが
「しかし」「だからこそ」「つまり」「ただ」などの接続語を
上手に使うと、さらに書きやすくなりますし、読みやすくもなります。
あなたがさっき書いた文章は、
論理飛躍 or 論理破綻していないか?
チェックしてみてください^^
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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