from 湘南の自宅オフィス
先日、都内の靴屋さんに革靴を買いに行きました。
仕事用のを探していたので、
まあそれなりに品質の良いものを探してたわけです。
で、「お、コレいいなー」というものを発見。
有名なメーカーのアメリカ製で、お値段は約10万円。
・・・まあ安くはないけど、
2,3万の靴を買ってすぐ履き潰すよりも
結果的にはこっちの方がいい買い物かな〜
なんて自分を正当化していたら、
その靴のすぐそばに、メーカーも見た目も、全く同じ靴が。
お値段は、、、、約3万円、、、!?
ん??????
メーカーも、見た目も、形も、全く同じやんけ。
なんでや!?
あやしく感じて、よーーーく見てみると、
どうやらこっちの靴は日本製で、革の素材も違うらしい。
(10万円のと比べると、まあ、それなり)
うーーん、これはアレか!?
「安いけど品質はイマイチ、なら奮発して良いものを買え」
みたいな誘導のための戦略か!?
それとも
「高いものを見せておいて、3万円を格安に見せかけて売る」
みたいな戦略なのか!?
僕がそんな事を考えながらニヤニヤと靴を眺めていると
サーーッと店員さん(推定25歳、身長156cm、彼氏無し)が登場。
店員さん:
「革靴をお探しなんですかー^^?」
僕:
「はい〜、そうなんです。(さて、どう売るつもりや!?)」
店員さん:
「こちら(10万円)は、少し高いですが、アメリカ製なんです。」
僕:
「そうなんですね〜(出た!見りゃ分かるっつうの!!)」
店員さん:
「こちら(3万円)は、お求めやすいですが、日本製なんですよ。」
僕:
「なるほど〜(それも見りゃ分かるっつうの!!!!)」
僕:
「けどやっぱり、こっち(10万円)のが品質は良いですよね?」
店員さん:
「そうですね〜、でも、こちら(3万円)は日本製ですからね〜」
僕:
「(日本製だから何やねん。ていうか普通高い方を勧めるやろ)
でも僕、アメリカ製好きですよ。仕事用なので、高くても良いです。」
店員さん:
「そうですか〜^^でも、こちら(3万円)は日本製ですからね〜」
僕:
「(だから日本製だから何やねんって。)日本製がオススメですか?」
店員さん:
「そうですね〜、日本製ですからね〜」
僕:
「お姉さんなら、彼氏にこっち(3万円)を買ってあげますか?」
店員さん:
「そうですね〜、日本製ですからね〜」
日本製ですからね〜
日本製ですからね〜
日本製ですからね〜
(心の叫び):
日本製だから、何や〜〜〜〜!
***
結局、僕は意味不明な「日本製しばり」
を受けたそのお店を、何も買わずに帰りました。
彼女が日本への愛国心の塊だったのかもしれません。
アメリカに絶大な敵対心を持っていたのかも知れません。
でも多分、彼女は販売員として
「日本製=良いモノ」くらいの認識しか持っていませんでした。
たしかに「日本製=良いモノ」という感じはしますし、
そういうイメージを使って商品を売るのは一つの手段でしょう。
ただ、、、
「だから、なに?」
という相手には、そのメリットを説明する必要があります^^;
「日本製だから、縫製が丁寧」
「日本製だから、国の産業に貢献できる」
「日本製だから、もし壊れても国内ですぐに修理できる」
こういう価値が伝わらないと、モノは売れません。
どうすれば、
あなたは商品の「だから、なに?」を
お客様に伝わるように説明できると思いますか?
PS.販売って難しいですよねー^^;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
【 facebook 】
┗ https://www.facebook.com/tatsuo.k93
【 Twitter 】
┗ https://twitter.com/coach_bck
【 Instagram 】
┗ https://www.instagram.com/coach.kikuchi
【 Eメールでのお問い合わせ 】
┗ k.tatsuo@be-coaching.co.jp