from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス
こんにちは!
コピーライティングコーチの
菊池達郎(きくちたつお)です。
「さっきの時間、ちょっとコンバージョン低いね。
達ちゃん、この時間はコンバージョン上げてこう。よろしく!」
僕が18歳で入社した、
某・外資系アパレル(もう他の記事でバレてますけどん)では
毎時間ごとに上司からこんなフィードバックを受けていました。
「ショップ店員」って聞くと、一見華やかそうな仕事にも思えます。
でも(少なくとも僕がいた会社は)そういう側面だけじゃありませんでした。
まるで、フルコミ(完全歩合制)の営業マンのごとく
毎時間「とにかく売る」ことに全神経を注ぐのです(笑)
ただ、この会社が素晴らしかったのは
感覚的に”売れてない感じがする”から、ざっくり指示するのではなく
数字で見て”実際に売れてない”から、具体的に”何を”改善すれば良いのかを教えてくれるところでした。
たとえば、
毎日の達成目標金額を朝のミーティングで共有するのですが
ざっくりと「今日は500万円売ろう!」とは言われません。
えっと、あまり細かくいうとアレなんですが・・・(笑)
「その日の予測来店客数」を「目標購入率」で割ると、
何人に買っていただきたいかが具体的な数字になって分かります。
※10,000人の来店数があって、購入率が10%だと、1,000人が買ってくれる計算ですね^^
ここまで、いいですか?(笑)
で、目標売上金額に到達するには、
その1,000人が1人当たりいくら買ってくれれば良いのかが分かるんです!
※目標金額が1,000,000円なら、1人当たり1,000円ですね^^
おっと!私は数字が苦手よ!・・・というあなた。
逃がしませんよ〜(笑)
大丈夫です、冷静に見てみてください。
とっても簡単な計算です。
僕は高校時代、数学の成績は「2」しかとったことありません。
テストの点数でいうと、歴代最高が34点です(笑)
ちなみに高校の偏差値は36です(笑)
そんな僕でも分かる簡単な計算ですし、とっても大切です。
もうちょっと、付き合ってくださいね^^
で、ここから重要です。
・目標売上金額が1,000,000円
・目標購入率が10%
・目標客単価が1,000円
この3つさえ分かれば、常に
・購入率10%
・客単価1,000円
を保ちさえすれば、目標売上に到達できるのです\(^o^)/
とっても単純ですね!
あとは、毎時間ごとに記録を見て
・購入率8%
・客単価1,000円
になっていたら、購入率を2%上げれば良いのです^^
これが、数字を知っている強さです。
僕らが集客や販売をするとき、
当然ついて回るのが「反応」ですよね。
まあ、平たく言えば「買ってもらえるかどうか」です。
例えば、新しいセミナーを企画して、それを告知した、と。
でも反応がない(買ってもらえない)とします。
その時、数字を見てない人が何を言い出すかというと・・・
「レターが悪かったのかしら!」
「セミナーが魅力的じゃないのかしら!」
「私、嫌われてるのかしら〜!(号泣)」
いやいや(笑)
そういう方のご相談を受けると、大体、数字を見てないです。
こないだ実際にあったのは、
「セミナーの告知をしたのに、1名も反応がない(泣)」というもの。
「きっとレターが悪かったんです!今から書き直します!」
と仰ったので、いやいや待ってと止めて、話を聞いてみました。
すると案の定、セミナーの告知ページへのアクセス数が「1」だけ(笑)
そりゃ申し込まれないわ、と(笑)
これでレターを見直してたら、それこそ「ムダ」ですよね。
だって、そもそもアクセスがないということは、
この場合は「アクセスを増やす工夫」が必要なわけですから。
こんなふうに、数字をきちんと見ていくと、
的確なフィードバックが得られるだけでなく、無駄も省けるようになります。
で、数字を把握するために必ず知っておきたいのが
・購入率(コンバージョン)
・生涯顧客単価(LTV)
の2つです。
※コンバージョンというのは、正確には「購入率」ではなく
もう少し広い意味合いを持っているんですが、まあとりあえずです。
購入率とは、先のお話でもご紹介した通り、
「来客人数」のうち「実際に買ってくれた人数」をパーセントに表したものです。
計算式にしてみると、
【 購入者数100人 ➗ 来客数1,000 ✖️ 100 = CVR10% 】
・・・という感じになります。
ね、簡単でしょ^^
あとは実際に、あなたのコンテンツの
コンバージョンが何%なのかを計算してみたらいいです!
・そもそもアクセス数が少ないのか? ⇒ アクセス数を増やそう
・コンバージョンが低いのか? ⇒ レターやコンテンツを見直そう
というふうに、正しく改善できるようになりますよ。
そしてもう一つ。
『生涯顧客単価(LTV:ライフタイムバリュー)』について。
こちらは、一人のお客様が、一生涯であなたにいくら投資してくださるか?
を数字に表したものになります。ので、単純な客単価ではないのです。
なぜこの数字を知っておくべきかというと、
「コンバージョンが上がる = あなたのお客様が増える」
という現象が自然と起こるわけです。
そうなってくると、いつの間にか、
あなたの周りにはたくさんのお客様がいることになります。
そうなったときに、
いつまでも新規獲得に力を注ぎ続けるのではなく
「既存のお客様」にもっともっと満足していただけるように
やり方を切り替えていくタイミングが出てくるかと思うのです。
そうした時には、この「LTV」を思い出していただき、
既存のお客様のために誠意を尽くして差し上げてください。
なぜなら、
LTVが上がるというのは、リピートされているということなので
「LTVが上がる = お客様満足度も上がる」という意味になるからです!
※単価の高いものを売った場合は、これに限りませんが。
・コンバージョン(CVR)
・ライフタイムバリュー(LTV)
この2つの数字を高める工夫をすることは、
きっとあなたのお仕事に役立つことと思います^^
数字が苦手な方も、それだけの価値がありますので
ぜひチャレンジしてみてくださいね\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
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自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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