from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「あんにゃろ〜!
言いたい放題言いやがって!
本気で言い返したろかいなっ!」
僕の器の小ささを露呈するようで、とっても恥ずかしいんですが……
これまで何度も、こういう気分になったことがあります。
言いたい放題に言われた。
やりたい放題にやられた。
ワガママを押し通された。
色々とありますが、
そうした一方的なコミュニケーションをとられて
「仕返ししたい!言い返したい!やり返してやりたい!」
そういう気持ちを感じたことが、あなたもあるかもしれませんね。
もちろん、僕が「してしまった」側の時だって、たくさんあります。
僕が受けている以上に、してるかも。
いや、きっとしてるに違いない。根拠はないけど、そんな気がする…^^;
まあでも、今日お話したいと思うのは、ひとまず
「言い返したい!やり返したい!」という気分になった当事者として。
「くそっ!ムカつく!
なんで、もっと優しくできないの?!
下手に出てるからって調子に乗りやがって!
他人は自分の投影だとか、
人間関係のビリーフがどうとか
そういうのはこの際、どうでもいいんだ!
言い返したい!やり返したい!」
そんな風に、感情的になったことが過去に何度もありました。
で、
そんな感情に任せて、
気が済むまで仕返しすることもできます。
僕にとって論破するのはそんなに難しいことではないし、
まあ暴力はないけど、何かしらの手段で意地悪するとかね。
でも、
その行動に出るのをちょっとだけ踏みとどまって、
「この”仕返ししたい”って気持ちは、
一体、どこから来てるんだろう?」
そう考えてみたんです。
そうすると、僕の場合は
「なにくそっ!」と思うような言動を受けた時に、まず
頭にグーンと血が上って、脳がパンパンになる感じがするんです。
そして、
イライラで胸が苦しくなって、お腹がキューっと締まる感覚が来て
たとえば”相手を討ち負かす強めの言葉”が口から出てくる……とかね。
でも、こんなこと本当はしたくないじゃないですか。
だから、そういう一連の現象を一つずつ、
スローモーションで感じながら観察してみるんです。
「なんで、言い返したいんだろう?
どうして、やり返したいんだろう?」
……って。
するとね、
まあ色んな感情とか想いが出てくるんですけど
その中でも特に多いのが……
「分かって欲しい」
なんです。
これは僕個人の場合かもしれないし、
もしかしたらあなたにも共感してもらえるかもしれませんが
自分がどれだけの思いをしたのかを共有したい、
相手にもそれを伝えたい、一緒に感じたい……
「自分がどれだけ傷ついたのか。
あなたにどうして欲しいのか。
想いを共有することで、
あなたともっと分かり合いたい」
そういう感覚があったんだって、気がついたんです。
「いやいや、そんな感情なんて共有されたくないし」
って、相手からしたらそう感じると思いんですけどね(笑)
そして、
そういう「感情を共有したい、分かり合いたい」
って感覚って、すごく人間らしくて優しいな、って思うんです。
楽しいことがあったり、嬉しいことがあっても、
それを人に伝えることで共有したいって思うじゃないですか。
(たまには一人で味わいたいこともありますけどね^^;)
それってやっぱり、嬉しくないことも同じなんだな、と。
だから、
こんなふうに、一見「ああ、やっちゃったなあ……」と
自分を責めてしまうようなことがあったとしても、大丈夫。
自分を責める必要はないし、
望まない行動をとってしまった本当の動機を知れば
あなたさえもまだ気付いていない、あなたのもっと深い優しさが分かるかも??
もしあなたが、
人を責めたり貶めてしまうことがあるなら
その裏にある、本当の優しさは何ですか?
PS.ついつい言い返したり、やり返しちゃった相手に
一言「ごめんね」って伝えるのは、大事ですけどね^^
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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