from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「あーーーーもう終わっちゃいました!」
僕の実家は寿司屋です。
まあ東京の下町にあるもんで親父もベタな板前なんですが・・・
この前、実家のカウンターに座って食事してたんです。
僕がね。
で、辺りも暗くなった頃、
ガラガラーっとお店のドアを開けてお客さまが来ました。
「いいですかーー」
すでに飲んでいるような口調の、赤い顔をしたおじさん。?
50〜60代くらいでしたが、まあ、下町だからか
「え、その格好で寿司屋に入るんですか?」という感じの
“赤提灯”にいそうな、汚れた作業着みたいな服装。
で、うちの親父。
そのおじさんをパッと見て一言。
「あーもう終わっちゃいました。すみませーん^^」
そう言って、すぐ帰したんです。
時計を見るとまだ20時半(閉店は22時)。
ネタもビッシリ揃ってます。
つまり、シンプルに言うと入店拒否です。
一応40年以上続けているので、商売人としてはプロ中のプロ。
でも、店にそぐわない人は入れません。
特に、酔っぱらいと不潔な人は入れません。
それは単に親父が嫌いなのもありますが(笑)
他のお客さんにも迷惑がかかるんですよね。
で、お店としての評判も落ちてしまうんです。
昔、僕が生まれるよりももっと前だそうですが
そこそこ力のあるあっちの世界の方々も、軍団で来ていたそうです。
銭湯に行くと、うちの親父の背中を
その方々が流してしてくれていたそうですが(笑)
それくらい仲が良かったらしいんですね。
でも、こういう噂がたってしまったそうです。
「あそこの寿司屋の親父は、ヤ◯◯らしい」
すると、それまで来ていた正常なお客さん(笑)も、
恐がって来てくれなくなってしまったんですって。
だから、仕方なく◯◯ザの方々に伝えたそうです。
「もう店には来ないでくれ」って。
***
僕ら起業家は「どんな人をお客様にしたいか」を選べます。
それと同時に「どんな人をお客様にしないか」も選べます。
例えば僕は、
『お客さまのために努力を惜しまない人』をお客様にしています。
「コピペで楽して100万円稼ぎたい」みたいな人は近寄ってほしくないです。
偉そうな言い方ですが、実際そうなんですよ。
上記の話でもあったように、他のお客様にも迷惑がかかるし、
我慢してまで、そこでストレスを抱える必要はないんです。
だから「自分のお客様は、こういう人」と決める必要があるし、
それ以外の人を「断る勇気」も必要になります。
一時、多少の損害はあるかもしれませんが、
その分を本当に大切なお客様のためだけに使って下さい。
そうすればきっと、すぐにそれ以上の成果が得られますよ。
あなたの大切な時間を、誰のために使いますか?
PS.
「あんまり考えた事ないなー」という方は、
『誰の、何を、手伝いたいか?』と考えてみてください。
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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