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from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス
明けましておめでとうございます!
2018年、最初の菊池です。
「サイコパス」と聞いて、どんなことを思いますか?
いきなり変な質問ですみませんね(笑)
凶悪な犯罪者?精神異常者?社会不適合者?
僕はバットマンに出てくる「ジョーカー」のイメージです。
(ほとんどの方が知らないと思いますが、こういう敵キャラです)
※歴代でもヒース・レジャーのジョーカーが一番好きです。
良心を持たず、共感性が異常に低く、常人ができないことを平然とし、どこか魅力的。
これもサイコパスの特徴の一部ですね。
サイコパスも一種の天才性?
一般的にサイコパスというと、ネガティブなイメージを持つ方がほとんどかと思います。
僕もジョーカーのイメージを持ってましたし。
ただ、僕もこれまでそれなりに「成功者」を拝見したり、お話を伺ってきましたが、どうもサイコパスが多いような気がしています。
(実際の人柄までは分かりませんが、少なくともサイコパスの要素を持っている人がほとんどです。)
ただ、決して悪い意味ではなく、実はサイコパス要素にも役立ちそうなものは沢山あります。
そこで、その要素を肯定的な意味で取り上げることで、それを意図的に使えるようにできないか、と。
いや、意図的にもできないからこそ、ある意味での天才性として「サイコパス」と呼ばれるんでしょうけどね。
それでも参考にできることはとても多い気がします。
サイコパスが多い職業
ちなみに、
よく「社会的地位が高い方にはサイコパスが多い」とも言われ、こう記されます。
【1位:経営者 2位:弁護士 3位:マスコミ関係者 4位:セールス 5位:外科医】
※ちなみに「サイコパスが少ない職業」では、こういう結果だそうです。
【1位:介護士 2位:看護士 3位:療法士 4位:技術士 5位:美容師】
職業的にも、求められる役割が全く違いますよね。
そこにサイコパス要素の「向き・不向き」があるかもしれません。
だとすると、サイコパス要素って、一体何でしょう?
10個のサイコパス要素とは?
1.恐怖や不安をほとんど感じず、堂々としている
普通の人が物怖じするような大舞台でも、平然とパフォーマンスできる精神力。
後天性の「慣れ」とはまた違うようです。
2.見た目が過剰に個性的・魅力的で、ナルシスティック
独特のファッションセンスだったり、自尊心を守るためのナルシシズム。
無頓着な方は分からないかもしれませんが、オシャレに敏感な方なら、見れば一発です。
3.共感性が低く、ロジックが強い
文字通りロジックが強いので、いわゆる「義理人情」よりも「ダメなものはダメ」。
4.ただし、共感しているように見せるのはうまい
「人たらし」が上手なので、共感しているように見せるのもとても上手です。
ただし脳機能的に欠如しているので、実際には全く共感していませんが(笑)
5.人を良いように操る話術があり、崇拝者が大勢いる
口車に乗せ、洗脳するのが異様にうまい。
信者や取り巻きが大勢いることが一つの特徴です。
6.プレゼンテーションがうまく、口達者で魅力的
上記の要素と関連しています。とにかく話がうまい。
大勢の人を動かすプレゼンターにも、サイコパスは多いです。
7.挑戦的・リスクがあることを躊躇いなく行う
ここが成功者になりえる所以とも言えるかと思います。
普通の人はリスクをとりたがりません。(その方がよっぽどリスクですけどね。)
8.自分を良く見せようと、コロコロと言い分を変える
自尊心がとてつもなく高く、自分を良く見せることに関心が高いようです。
自分を守るためなら、いくらでも言い分や主張を平然と変えられます。
9.平気で話を盛り、平気で嘘をつく
上記と関連していて、自尊心のために平気で話を盛り、自然に嘘をつきます。
そこに「良心が痛む」というような感覚はないそうです。
10.付き合う人間がよく変わり、以前の付き合いを悪く言う
特定の長く付き合う人というよりも、不特定多数の人と、コロコロ人間関係を作れるようです。
そして以前に仲が良かった人のことを悪く言ったり、評価を落とすことを平気で言います。
これらにポジティブな要素はあるか?
こうして特徴を並べてみると、うーん、やっぱりネガティブにとってしまう要素がたくさん(笑)
でも……
1.自分にとって大切な場面で、堂々とパフォーマンスを発揮できる
2.異常に高い自尊心があり、見た目にも気を使える
3.問題解決のために共感よりもロジックを使える
4.外からは見抜けない共感のフリと、気持ちを持っていかれない強さ
5.人を動かす話術、説得力、魅力的なオファーができる
6.他者へのプレゼンテーションの上手さ
7.普通の人が恐れるようなリスクに物怖じせずチャレンジできる
8.コンテクストに応じて視点や意見を変えられる柔軟さがある
9.誰かを傷つける嘘ではなく、傷つけないための嘘もつける
10.広い人間関係、人脈をつくる社交性
という点を見ると、たしかにこういう人は成功しそうな感じがしてきませんか?
どうしたら使えるか?
少し視点を変えて、では、多くの方がこれらの要素を「できる・使える」には、どうしたらいいでしょう?
一つとしては、サイコパシーを自然とできる人と、意識してもできない人の「違い」に目を向けることです。
例えば「1.恐怖や不安を感じず、堂々としている」を挙げるとすれば。
もしできない人が、仮に「失敗したり恥をかくのではないかと思って、恐怖や不安を感じる」のだとしたら、
自然にできる人は、もしかしたら「そもそも失敗したり恥をかくことをイメージしていない」のかもしれません。
例えば「3.共感性が低く、ロジックが強い」を挙げるとすれば。
もしできない人が、仮に「人の気持ちに共感しすぎて、問題にまで同調してしまい、構造的・合理的に解決方法を考えられなくなる」のだとしたら、
自然にできる人は、もしかしたら「必ずロジック、あるいは科学的に解決できると確信がある」のかもしれません。
いずれにしても、言動そのものよりも、その言動を生み出している「メタ」の部分にフォーカスを当てることが、役に立ちそうです。
「ファッションサイコパス」のイタさ
僕は、自分自身に「普通コンプレックス」を感じていた時期があったので、何となく分かるんですが、
まれに「自分はサイコパスだ」と言いたがる・言われたがる人をお見かけします。
いわゆる「ファッションサイコパス」です。
※ファッションのように身につけるという意味です。
もちろん本人にはその自覚がないし、そう主張しているわけでもないので推測でしかないんですが、ハッキリ言って「イタい」ですね。
例えば、これは完全にネガティブ要素ですが「平然と人を傷つけることができる」のがサイコパスだとしたら、
ファッションサイコパスは「平然と人を傷つけることができるアピール」を、わざわざします。
「俺って、こういう事しちゃうんだぜ。サイコパスみたいだろ」みたいな。
誰かの真似をして有名になりたくてパフォーマンスで事件を起こすとか、もう完全にファッションです。
どうして最後にこんなことを言うかというと、今回は「サイコパスになろう!」ではなくて、サイコパスの方が自然と行なっている天才性を、肯定的に再現できたら便利かもしれないね、ということを書いてるわけです。
なので、誤解が生まれないように、念のため^^;
2018年、あなたが掲げている、あるいはこれから掲げることになる目標や、夢。
その実現が、もしかしたら、これまでサイコパス要素が低かった方こそ、あえて要素を取り入れてみることで、より近づくかもしれませんよ。
最後に。
今年もこのブログをはじめ、様々な取り組みにチャレンジし続けていきます。
その中で、関心をお持ちになったことには、ぜひ参加してください。
一人でも多くの方に喜んでいただけるよう、今年も楽しみながら頑張っていきます。
また1年間、よろしくお願いします(^人^)
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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