from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「なんでやねん!」
お笑いには「ボケ」と「ツッコミ」がありますよね。
ボケ:「興奮することってよくあるよね」
ツッコミ:「うん、あるねえ。」
ボケ:「たとえばお父ちゃんがコーヒー飲んでる時とか」
ツッコミ:「なんでやねん!」
みたいな、よくあるやつですね。
事例が適切かどうかは無視してください(笑)
何気ないこの「ツッコミ」という作業(?)ですが、
じつは人の「思い込み」を外すための画期的なスキルなんです。
と、いうのも、
僕たちが抱えている思い込みというのは
あくまで「思い込み」であって、「真実」ではありません。
「お金を持つと不幸になってしまう」とか
「成功するためにはたくさん苦労するべき」とか
「良いことの後には、悪いことが必ずある」とか
僕たちはこうした色んな思い込みを、
まるでそれが絶対的な真実かのように持っています。
そして、それが機能していて、
自分を励ましてくれる思い込みであれば、良いですよね。
たとえば「自分は必ず成功する」とか、
そういう「良い思い込み」は、持っておくべきですから^^
ただ、自分にとって望まない状況が続いたり、
制限を受けてしまう思い込みとなると、話は変わってきます。
たとえば、
「お金を持つと不幸になってしまう」と思い込んでいると
お金を持って不幸になるか、不幸を避けるためにお金を遠ざけたりします。
「成功するためにはたくさん苦労するべき」と思い込んでいると
成功の度合いに応じた苦労がやってきたり、苦労も成功もない人生をつくります。
「良いことの後には、悪いことが必ずある」と思い込んでいると
悪いことを体験したくないので、良いことを避けようとするかもしれません。
やっぱり、そんな制限的な思い込みとは、サヨナラしたいですよね。
そこで、お笑いの力を借りるんです。
勘の良い方はすでに「ははあん、そういうことね」
とお気づきになっていらっしゃるかと思いますが……
ツッコミの「なんでやねん!」は、マジックワードなんです。
ツッコミには、
「え?なんでAがBになんの?おかしくね?」
というフィードバックの意味合いが含まれています。
そして「なんでやねん」とツッコミをされたら、
そのツッコミに対する回答をせずにはいられなくなるんです。
そこで、
あなたが「これは真実だ」と思っていることに対して
あえてツッコミを入れてみてください。
たとえば、
「お金を持つと不幸になる」という思い込みに対して
「なんでやねん!」とツッコミを入れてみる。
そうすると、
「だってウチの父ちゃんがそうだったから」
とか何かしらの回答が返ってくるので、それに対してまた
「なんで父ちゃんがそうだったからと言って、お前もそうなるねん!」
とツッコミを入れてみる。
そうすると、
「だって……」と、また何かしらの回答が返ってくるので、
「なんで……やねん」とツッコミを入れてみる。
これを繰り返していくうちに、
難しい質問技法を多用しなかったとしても、
ただ「なんでやねん」とニュートラルにツッコミを入れるだけで
思いもよらなかった思い込みに気づき、改善していくことができます。
思い込みというのは、多くの場合
自分にとっては無色透明で、見えません。
そして、空気のように、
そこにあるのが当たり前になっています。
でも、周りから見れば、一目瞭然なんです。
だからこそ、
「なんでやねん!」と他者視点でツッコミを入れることで、
自分でも、より自覚的になることができやすくなります。
あなたが常識だと思っていること、
だけどその常識を外したいと思っていることに
一度、ツッコミを入れてみては^^?
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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