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from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
パスは何回でしょうか?
この有名な動画、知ってますか?
白と黒の2チームが、バスケットボールのパスをし合います。
なので、あなたは「白」のチームが何回パスを成功させるかをカウントしてください。
ただそれだけのシンプルな動画です。
未見の方は、1分ほどの短い動画ですので、一度ご覧ください^^
・・・
・・・
ご覧になりました?
どうでした?
初見の方は「ムーンウォークベア」が見えたでしょうか?
よほど勘が鋭いか、目が良くない限りは、初見ではなかなか気づかないんですよ。
スリの達人によるデモンストレーション
これまた同じような動画ですが、こちらは
「スリ」の達人が、実際に「スる」デモンストレーション動画です。
忙しい方は5:00のところからどうぞ^^(英語ですが、大体わかりますよ)
面白くないですか〜?!
サッと取り上げて、男性の方に乗せてるのに気がつかないところとか(笑)
これらの動画は「Awareness Test」と調べるとたくさん出て来ます。
人は、フォーカスしたもの以外に対する知覚能力(五感が受け取る力)が急激に下がります。
これが人の知覚の「弱点」なんですが、二つの動画はこれを利用したものですね。
人の知覚の特徴は「焦点化」
ただ、短所は必ず長所である、という視点から見ると……
人は「フォーカスしたものに注意を向け続けられる」ということでもあるのです。
よくある話で言えば、
「トヨタのプリウスが欲しいなー」と思った途端、街中にこんなにプリウスが走ってたのかと気がつくような、アレですね。
これが「焦点化」というものです。
「引き寄せの法則」なんて言われたりもしますが、これはスピリチュアルな話でも何でもなく、ごく普通のこと。
焦点化を意図的に使うことで、お仕事や日常生活であなたが得られる情報の質が、丸っきり変わってしまいます。
焦点を当てたものが力を持つ
例えば、こんな実験があります。
目の前に「ゴール」と「その行く手を阻む障害」があるとしますね。
最初は、その障害に焦点を当てながら、ゴールに向かう意識を持ちます。
すると多くの人は「障害を何とかしてからゴールに向かおうとする」んです。
ところが……
障害には全く焦点を当てず、ゴール”だけ”に焦点を絞って向かう意識を持ちます。
すると、ついさっきまで何とかしようとしていた障害は全く気にならなくなり、自然とゴールに向かう気持ちに変わるんです。
これは「焦点を当てたものが力を持つ」ことの表れで、
つまりは「問題に焦点を当てる」のか「ゴールに焦点を当てるのか」であなたの意識と行動は丸っきり変わってしまうということなのです。
googleは常に「問いの答え」をくれる
googleに問いを入れると、それに対する答えとなるページを教えてくれますよね。
それと同じように、あなたが日ごろ考えている「問い」=「焦点」に対する答えを見つけようと、僕らの知覚は仕事を始めます。
世の中にあるものすごい情報量の中から、
「私はどうして不幸なんだろう」と問えば「あなたが不幸である証拠」を知覚させてくれますし
「私はどうしたら成長できるだろう」と問えば「あなたが成長できる機会」を知覚させてくれるのです。
あなたはどんな問いを立てる?
だとすれば、あなたがやるべきことは単純。
あなたの頭の中にある「問いの質」に意識を向けることです。
問いの質とは、その問いの答えが「あなたにとって有益かどうか」ということ。
よく「自分自身へのコミュニケーション能力が、人生の質を決める」なんて言います。
自分の頭や心の中で、自分に対してどんな言葉がけをしているか、ですね。
まさしく、自分へ問う力こそが、自分自身へのコミュニケーションの重要な核です。
あなたの中にいる「ムーンウォーキングベア」に、あなたは気づいていますか?
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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