from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
昔、どこかでこんな質問を見かけたことがあります。
「あなたが何かを手に入れたいと願ったとき、なぜ神は、あなたにそれを与えるべきなのか?」
少し時間を遡り、中学生だった当時の僕は「何でも言い訳するマン」でした。
何かにつけて「だって〜〜だから」「〜〜だし、仕方ない」「やっぱ〜〜だとダメか〜」みたいに、言い訳するんです。
例えば、野球に明け暮れていた頃、僕は「ボールのコントロールが悪い」という悩みがありました。
で、これは言い訳じゃなく実際にそうだったんですが、肩と肘を壊していて、ボールを投げるたびに痛かったんです。
だから、元々コントロールが悪い上に、ボールを投げるたびに「痛っ」とか言って余計にすっぽ抜けたりして。
これは今思うと、ですが……その時の僕は、痛みを「コントロールが悪い理由」として、正当化してました。
「コントロールが悪いのは自分の実力のせいじゃない。肩と肘を痛めてるから、仕方がないんだ」って。
まあ、たしかに投げる瞬間に痛みを感じたら、コントロールは悪くなるかもしれません。
でも、元々コントロールは良くありませんでしたし、そもそも肩と肘に痛みが出るような投げ方をしてるのに、それを変えようとしないことの方が変です^^;
ただ、意外とナイーブだった菊池少年のメンタル的には、痛みがあるくらいの方が良かったんでしょう。
コントールが悪いままの自分を正当化できるし、今後の可能性を捨てずに済むし、必要以上に傷つかずに済んだからですね。
でもある時、仲が良かった友だち(チームメイト)が、こんな風に言ってくれたんです。
「いつまで痛いとか言ってんの?そんなら、投げるのやめればいいじゃん」
この言葉そのものも「ドキっ」と感じましたが、僕は、その言葉から「言い訳してんじゃねえよ」という含意も受け取りました。
「こんな自分は、もうやめよう」
一瞬でそう思った瞬間でしたし、実際それ以降はどんなに痛みを感じても、口に出さないように意識しました。
(というか、痛みを口に出してたことすらも、気付かせてもらうまでは無自覚だったんです)
仲が良かったからこそ率直に言ってくれたその友だちには、人生を変えてもらいました^^
そういう友だちに恵まれることって、ありがたいですよね、ホント。
同じように、自覚がある・ないに関わらず、なかなか思ってるように物事が運ばないとき。
あるいは、あまり良くない意味で、ずっと現状維持が続いていたり、目標が叶っていかないとき。
その状況を正当化することももちろん出来ますが、そうではなく「何かを変えたい!」と思ったら役に立つ質問があります。
この質問は、現状と向き合う気がないか、あるいはまだ準備ができていないときには、少し「刺激が強い」と感じるかもしれません。
でも、素直に向き合えば確実にあなたの思考と行動を変えてくれる、良い相棒になってくれると思います^^
「あなたが願っている”それ”が、今、叶っていないのはどうして?」
あなたが身を置いている環境の問題なのか、あるいは行動が間違っているか?
はたまた能力が足らないのか、制限をかけているのか、自分には相応しくないと思っているのか?
単純に「方法を知らないだけ」なのかもしれませんし、物理的なタイミングを待っているのかもしれません。
もし、その中で「叶っていないことの正当化」をしているとしたら、愛のある言葉で、発破をかけてあげることも役立つかもしれませんね^^
この質問に対して真剣に考えられないようであれば「向き合って考えたくないのは、どうして?」と聞くのもアリです。
もう逃さないでください(笑)
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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