from 湘南の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
去年の10月、僕は、自分がしてしまった
あまりにも大胆過ぎる行動に、激しく後悔した。
はじめに言っておきたい。
僕は「確認能力」が弱い。
・・・というか、
「確認せずに間違える」ではなく
「確認したのに間違える」という
どうしようもない荒技的な特殊能力を持っている。(そして諦めている。)
ネットで物を買うときなんて、確認画面を5分くらい見つめている。
(なんなら、心配なので一度消して、最初からやり直したりしている。)
たぶん、脳のどこかが欠落してるのだ。だから仕方ないのだ。
そして事は起こった。
去年の10月の昼間。
湘南の自宅オフィスのインターホンが鳴った。
ピンポーン♫
(「ワンワンワンワンワン!!!」←うちの犬が激しく吠える)
ドアを開けると、ヤ○トのお兄さんが
今にも悶絶しそうな顔で
大きな段ボールを抱えながら
必死にハンコを求めてきた。
ああ、そうだそうだ。
印刷用の紙を500枚、注文したんだった。
そりゃ重いよね。ごめんねヤ○トさん・・・。
ハンコを押すと、すかさずお兄さんは
「玄関っ!!!入れちゃいますっ!!!」
・・・っと、いつにも増して親切な対応。
まあたしかに紙500枚は重いんだけどさ・・・
「ありがとうございます!とっても助かっちゃった♫」
な〜んて気分で、ヤ○トのお兄さんをお見送りしたあとだった。
ダンボールを運ぼうとしたら、たしかに、めちゃめちゃ重い。
これは500枚の重さではない・・・!
そしてダンボールをよくよく見てみると、初めて気がついた。
そこには・・・
「A4コピー用紙500枚×10」
・・・・
・・・・
・・・・
5,000枚!?
そう。
間違えて5,000枚の紙を注文してしまったのだ(号泣)
読む人によっては、
5,000枚くらい驚く数字ではないように感じられるかもしれない。
日常的に消費している量かもしれない。
しかしっ!
僕はちょっと調子に乗ってるだけのコーチ/コピーライター。
いくらセミナーを精力的にやってるからといって、
これから5,000枚の紙をどう使えるというのか!?
もし僕がコンビニの商品発注担当だったら。
メロンパン50個のところを
メロンパン500個注文してしまうのと同じではないか!?
おでんの”ちくわぶ”50個のところを
“ちくわぶ”500個注文してしまうのと同じではないか!?
ヨーグルト50個のところを
ヨーグルト500個注文してしまうのと同じではないかああああ!!??
そりゃもう間違いなく、クビ。
そのくらいのミスだ。(しかもしっかり確認してのミス。)
とにかく、5,000枚もの紙をどう使うか、頭を悩ませた・・・
*
時は変わって、2016年5月16日。
この日、僕は同じ商品を「追加注文」した。
そう。
7ヶ月で5,000枚を
使い切ったのだ\(^o^)/
しみじみした。
本当に、しみじみした。
「ああ・・・、なんか、頑張って来てたんだな・・・。」
そうやって一人、オフィスで泣き・・・はしなかったが、
感慨深さを感じながら、追加注文をクリックした。
そして翌17日。
再びヤ○トのお兄さんが悶絶しながら持ってきたのだ。
*
「なんだか、今の自分が前に進めているか?
成長できているか?やるべきことをやっているか?
最近、変化を感じられなくて、とっても不安なんです・・・。」
そういう相談をよくいただきます。
クライアントさんの中にも、いらっしゃいますよ。
「菊池さんから色んなことを教わってるのに、
全然身につけられていないような気がするんです・・・。」
先日も、そういうお悩みをお伺いしました。
でもね、
励ますわけじゃなくて
ものすごく冷静に
「着実に進んでますよ。」
・・・って、僕はそう言えるんです。
だってね、
「今ブログ当たり前に書いて読者もいるけど、
1年前はブログの登録の仕方も知らなかったのよ!?」
「つい去年まで1円の収入もなかったのに、
先月の売上は50万円だったのよ!?」
「生まれて初めてセミナーやったのに、
いきなり満席でしかもクロージング成功したのよ!?」
↑
なぜかオネエ口調でツッコミ入れたくなるくらい、次々に成果出してるワケです。
でもそういうのって、自分では自覚できなかったりするんですよね。
「大したことない」
「あの人はもっとすごい」
「なんで私だけ思った様にいかないの」
・・・って、つい周りを見たくなっちゃうんです。
でもね、
自分がやってきたこと、少しでもいいから、認めてあげて欲しいんです。
去年までできなかったこと、
半年前までできなかったこと、
3ヶ月前までできなかったこと、
1ヶ月前までできなかったこと、
先週までできなかったこと、
昨日までできなかったこと、
あなたの求めていたペースじゃなかったとしても、
着実に、できるようになってるんです。
そのことを、見てあげてください。
僕もね、A4の紙が減っている最中は、全然、気が付かなかったんです。
「まだまだあるな。遠いな。長いな。」って。
でも、ある日ふと気がつくワケですよ。
「あっ、紙がなくなった。」って。
「こんなにやってきたんだ。」って。
いきなり5,000枚は使えなかったけど、
でも着実に、日々の中で使っていたわけですよ。
持ってないものを求めることも大切だけど、
今すでに持ってるものを自覚して、それを使うことの方が先なんじゃないか
僕はそう思うんです。
あなたも、着実に前に進んでる。はず。
あなたはそのことを、
どんな形で褒めてあげますか?
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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