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from 湘南の自宅オフィス

こんにちは、菊池です。

「会ってもらえませんか？」

僕がよく相談を受ける中で

『されて本当に困るお願いベスト３』

・・・に入るのが、この質問です。（当社比）

「僕と！？会ってほしい！？そりゃ喜んで！」

・・・なんて言いたくなりそうなお願いですが、

実はこれ、僕も非常に困っていた事がありました。

と、いうのも、

僕もそうですが、僕のクライアントさんの職種は、

プロコーチ、コンサルタント、ボディワークセラピスト、メンタルセラピスト、

ヒーラー、プロコピーライター、恋愛カウンセラー、医師、ウェブマーケッター、などなど

「ご本人そのものが商品」として活動している方ばかりです。

ですから、

本人と話せば、その道に関する大体の問題は解決してしまうので、

その方のクライアントは「その人と話をするために」高いお金を支払っているワケです。

もっと言えば、

僕たちのような小さな起業家や、プレイングマネージャーでやっている人は

会うとか会わないではなく、そもそも「時間そのもの」に報酬が発生しています。

たとえば時給５万円の方を２時間拘束したいと思ったら、

その２時間には、１０万円の報酬が発生してもおかしくないんですよね。

いやですねー、こういう細かい話をするのって（笑）

僕もそこまで厳密に考えてるわけじゃないし、大らかにやってる方です。

でも、本当ですよ。

優劣があるわけじゃなく、

考え方の違いだとは思いますが・・・

自営で（真剣に）仕事をしている人にとって

「暇だから飲みに行く」とか「やる事ないからLINEを延々とし続ける」

みたいな考えなんて、おそらく、頭の中に存在しません。

もちろん趣味もそれぞれ持っていますが、

それはたぶん、多くの場合は「積極的な趣味」だと思います。

「暇だから」「時間に余裕があるから」「ただ何となく」

やってるわけじゃないです。

「給料分の（あるいは給料分よりも低い）働きをすれば十分。」

なんて考え方もないし、残業だって当然のようにやる人ばかりです。

もちろん悪気なく、

知らずに「会って話をしてみたい！」と思うのも仕方ないですし

ご本人も「じゃあお金ください」なんて言わないと思いますが（笑）

プロの口からなにげなく出てくる「情報」は、

「人がお金を出してまで欲しがる価値である」

・・・ということが、もっと浸透したらいいな、と思います。

値段が高いレストランがあるとします。

それは、下ごしらえの時間とか、ウエイターさんのサービスがとびきり良いとか

トイレが綺麗とか、器が凝っているとか、立地が良いとか、修行を何年積んでるとか、

単純に「食事の材料費だけ」で値付けをしているはずがないことは、分かるはずです。

有名なピカソの逸話をご存知でしょうか？

＊＊＊

あるレストランで、ピカソが、

ウエイターから「絵を描いてくれないか」と頼まれた。

そしてピカソは、

目の前にあったナプキンに30秒ほどで絵を描き、こう言った。

『100万ドルいただきます。』

ウエイターは驚いて

「30秒で描いた絵が、100万ドル！？」と言ったが

ピカソはそれに対してこう答えた。

『いいえ、40年と30秒かかっています。』

＊＊＊

もちろん、昔からの友だちと会うのに、

いきなり「お金くれ」なんて言う人は少ないかもしれませんが（笑）

見ず知らずの方からいきなり

「会ってもらえませんか？」とだけ言われても

そりゃあ会えないですよね、ということは間違いないと思います。

自営のあなた。

あなたの時間には、あなたが思っているよりも、価値があります。

「そんな有難い申し出を断ってたら、

　ビジネスにもつながらないんじゃないか？」

と心配になることもあるかもしれませんが・・・

大丈夫です。

「会ってもらえませんか？」と気軽に言ってくる方に限って、

お金が発生すると聴いた途端に、目の前からいなくなります（笑）

せっかくのあなたの貴重な時間です。

あなたの価値を分かっている方と、つながっていきましょう^^

「時間泥棒」に注意せよっ！

PS.

実際に会ってみると、「マルチ」や「ありがたい教え」

の誘いだった時には、そりゃもうブチ切れました（笑）

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