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from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス
こんにちは、菊池です。
「すぐに人と比べてしまう自分を変えたいんです」
というご相談をよくいただきます。
たしかに「人と比べるな」「自分なりにやればい良い」という言葉をよく耳にします。
実際、人と比べることで嫌な気持ちになったり、落ち込んだり、モチベーションが落ちることもあると思います。
昔、◯井で働いていたときに(伏字になってない!笑)お客様にクレジットカードを作ってもらうキャンペーンみたいなのが時々あってですね。
ノルマとかがあったわけじゃないんだけど、一応「誰が何枚作ってもらった」とかって貼り出しされるんですよね。
でもそれが、どうもモチベーションが落ちちゃう。
当時の菊池は、そういう比べられ方はどうやら苦手だったようです。
ただ、だからといって「人と比べることが全てダメ」というわけでもなさそうです。
そこで、どういう時に比べない方が良いのか、どういう時には比べた方が良いのか、について書きますね。
まずはこれを見て聴いてほしい
人気アーティストの LiSA さんが「紅蓮華(ぐれんげ)」という代表曲を一発撮りしている動画です。
2020.3.31の時点で、再生回数は2905万回越え。すごすぎです。
というわけで、まずは、30秒で良いので見て聴いてください^^
はい、すごいですね(語彙力)
2905万回のうち1万回くらいは菊池じゃないかなと思ってるんですが(妄想)
歌っているLiSAさん、どうやら1987年生まれで、菊池と同い年らしく(!)
それを知ったとき、良い意味でのショックで「まじかよ……」しか言葉が出てきませんでした。
ちなみに歌とダンスで有名な三浦大知さんも、渡辺直美さんも、同い年。
天才アーティスト大豊作の年に菊池は一体何をやってるんだという気持ちで日々暮らしています、はい(笑)
人と比べない方が良いとき
こんな感じで誰かと比べたときに「この人はこんなに頑張って活躍してるのに、自分は……」と自己卑下したり、落ち込んだり、やる気や自信をなくしたり、あらゆることに対する意欲を失くすような場合は、絶対に比較しない方が良いです。
人と比べた方が良いとき
逆に、比べたときに「この人はこんなに頑張って活躍してるのか、よし、自分も……」と活力にして意欲的になれるのであれば、いくらでも比較したら良いです。
むしろ、良いモデルを見つければ見つけるほど、活力を増幅させてくれるはずです。
ちなみに、菊池は上記のLiSAさんの動画を見て「うおおお、同年代にこんな天才がいるのか、よーし、自分も……」と、めちゃくちゃモチベーションが湧いて来ました。
意欲的になれたとしても、質の低い比べ方
「自分よりも格下と比べて安心する」のは、やめましょう。
それを続けているうちに、基準がどんどん低くなって、いつしかセルフイメージがものすごく低くなります。
そのうち「赤ちゃん」くらいしか比べる相手がいなくなって、何なら赤ちゃんの方が日々色んなことを学んで向上し続けているので、いつしか赤ちゃんの方が質的な意味で格上になってしまいます(笑)
そうは言っても比べて落ち込んじゃうとき
ただ、比べちゃダメだと思いつつも、つい比べて落ち込んじゃう、という方もいらっしゃると思います。
「そもそも比べなきゃいい」と頭では思っていても、つい比べちゃうものなんです。仕方ないですよ。
ただ、そんなときは、比べちゃった「あと」を大切にしましょう。
例えば「人と比べて ⇒ 落ち込んだ」として、その「落ち込んだ」あとは、何をしてるんでしょう?
ダラダラと仕事をしちゃったり、誰かに八つ当たりしたり、フテ寝をしたり……どんな行動をとりますか?
そして、その行動をとるのは、なぜでしょう?
「やってもムダだと思ったから」とか「努力が実にならないのにイライラしたから」とかかもしれません。
まずはこのように、人と比べて ⇒ 「どうした」 ⇒ 「こういう理由で」という流れを、自覚してみましょう。
実はその理由を糧にしているかもしれない
仮に「人と比べて ⇒ 仕事をサボった ⇒ やってもムダだと思ったから」という流れがあったとして。
じゃあ「仕事をサボることで、人と比べることから、どのように自分を救おうとしたか」と想像してみましょう。
例えば「これ以上、比較されることがないようにした」のかもしれません。
じゃあ、それをしたのはどうしてでしょう?
もしかしたら、一度引くことで、別の要素で挽回するのを狙っているのかもしれません。
あるいは、実力をつけてもっと人に喜んでもらいたいと思っている裏返しなのかもしれません。
優秀な武将こそ、体勢が悪くなれば一度引き返して、作戦を練って再出陣するものです。
一度引くことは決して悪いことではありません。
でも「仕事をサボった」などの行動を「それは悪いことだ」とジャッジしてしまうと、それが見えなくなります。
どうしてその行動をとったのか、その裏にはどんな想いがあるのか。
「仕事をサボることを正当化する」ということではなく、その行動をどう次に活かすかという発想が重要です。
人と比べること自体に良いも悪いもない
このように、人と比べることそのものは、あまり重要ではありません。
比べたって良いし、比べなくたって良い。
もちろん、そもそも「人と比べない」という習慣が身についたらそれはそれで良いですが、習慣化できなくても大丈夫。
実感を伴った「比べても特に何にもならない」という体験をした結果、いつしか自然に比べなくなる、くらいに思っておけばOKです。
比べることで、自己卑下なり何なりを感じて、それを糧にしているうちは、比べて自己卑下することが「学び」だと無自覚に思っているので、比べなくなることはほぼありえません。学び切っていないからです。
だからこそ「比べてしまうことそのもの」を良い悪いで考えるのではなく、その後にどういう反応や行動になる習慣を持っているかを、まず自覚してみてください。
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読者様からのお声:
「より良く生きるヒントがつまっている」
「今までの自分になかった視点と気づき」
「読み進めるうちに夢や目標を思い出す」
「マーカーだらけになった一冊」
「自分の見方が変わり、未来が楽しみに」
「ずっと孤独感があったが、
自分は愛されていたのだと気付いた」
「深呼吸より自然に、メンターに出会えた」
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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)
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