コーチング・アイディア

あなたは「記憶」に生きてない?「2個上の恐い先輩」の法則


from 湘南の自宅オフィス

こんにちは、菊池です。

 

 

 

「2個上の先輩呼ぶぞ!」

 

今となっては完全なギャグですが、

同級生とちょっとモメてる時にこれを言われると、昔は嫌だった。

 

特に何をされるワケでもないのに、

2個上の先輩がその場に来るだけで、なんか嫌。

(嫌というか、僕の感覚では、「めんどくさい」がピッタリ)

 

 

もう卒業して何年も経つのに、未だに当時の先輩と会うと

「あ、ど、どうも!こんちは!」とか言いそうになってしまう。

 

・先輩よりケンカが強くなっていても

・先輩より社会的に偉くなっていても

・先輩よりお金を倍以上稼いでいても

・先輩よりセンスの良い車に乗っていても

・先輩よりも圧倒的にオシャレでも

・先輩より遥かに頭が良くなっていても

・先輩の彼女より可愛い彼女がいたとしても

↑いわゆる「セイコウ」のイメージ

 

 

な・ぜ・か?

「あ、ど、どうも!こんちは!」とか言いそうになってしまう。

 

これを僕は『2個上の先輩の法則』と呼んでいます。

 

 

『2個上の先輩の法則』は、すこし厄介です。

 

 

『2個上の先輩の法則』の7パターン

1.当時の自分が出てきてしまう

2.他の年上にはタメ口できるのに、なぜか敬語が抜けない

3.先輩も相変わらずちょっと偉そうにしてくる

4.自分の方が先輩より出世していて少し気まずい

5.ていうか先輩の方がちょっと気まずそう

6.苦手だった先輩と似たようなタイプの人とは仲良くなれない

7.大好きだった先輩と似たようなタイプの人には可愛がられる

 

 

 

いや、年上を敬う気持ちに、

社会的な立場とかそんなの関係ないのはよく分かります。

 

ただ、面白いのはその当時の感覚に戻ってしまうこと。

しかもお互いが。

 

で、感覚は昔に戻るんだけど、論理的には現在にいるから、

なんかタイムスリップしたかの様な、ちょっとした気まずさ(笑)

 

 

この現象は、決して2個上の先輩と会った時だけではありません。

 

 

すごく苦手だった昔の上司や同僚、部下。

何で付き合ってたのか今では分からない、昔の元カレ・元カノ。

時には、自分自身の親や兄弟姉妹。

 

 

僕たちは、自覚がなくとも、その当時の「記憶」を持っています。

 

例えば「あ、この人、ちょっと苦手かも」と思う時は、

ただ単に「記憶が反応しているだけ」ということがあります。

 

トマトを見た時に「あれはトマトだ」と思うのも、

過去に「赤くて丸いのは、トマト」という記憶を作ったから。

 

 

だから、ある意味では僕らは

「記憶で生きている」と言っても過言ではなかったります。

(・・・この辺の話は、本題ではないのでこれくらいで。。)

 

 

 

つまり、「2個上の先輩」というのも当時の記憶でしかなく、

今となっては更に立派になっているか、落ちぶれているか(笑)

それは「記憶」では分からないんです。

 

 

大切なのは、

「記憶」ではなく『今』を見ること。

 

 

 

でも、つい僕らは『今の先輩』ではなく

「当時の先輩」として相手を扱ってしまったりするし、

 

それは同時に、、、

 

『今の自分』ではなく「当時の自分」として

いつまでも自分を見てしまっていることにも繋がります。

 

 

そして、

もしそれが自分にとって「制限」になってしまっているなら

それほど勿体ないことはありません。

 

 

「昔は出来なかった」から

「今も出来ない」んでしょうか?

 

 

もし今のあなたがタイムスリップして過去に戻っても

全く同じように振る舞って、全く同じ現実を作るんでしょうか?

 

多分、ありえませんよね。

 

 

 

「記憶」ではなく『今』を見ることで、

新たな視点が得られるかも知れません^^b

 

 

 

あなたにとって

『今』だから出来ること、

『今』だからチャレンジしよう、

と思えることは何ですか?

 

PS.

僕は、昔、大っ嫌いだったトンカツが大好物になりました。

でも、太るから、大っ嫌いのままでも良かったです(号泣)

 

 

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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
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